北朝鮮を知りすぎた医者4 ノルベルト・フォラツェン 平野卿子 草思社キン ショウニチ エノ サイゴ ツウコク フォラツェン,ノルベルト ヒラノ,キョウコ 発行年月:2005年11月 ページ数:190p サイズ:単行本 ISBN:9784794214560 フォラツェン,ノルベルト(Vollertsen,Norbert) 1958年、デュッセルドルフ生まれ。
デュッセルドルフ大学医学部卒業。
モルディヴでの医療活動、大学講師、心身医学病院勤務を経て、90年、ゲッティンゲンで開業。
99年7月、ドイツ緊急医師団「カップ・アナムーア」に加わり、北朝鮮へ。
火傷患者への皮膚移植に協力して「友好メダル」を受章。
これによって国内を比較的自由に移動できた。
その後、人権抑圧改善を当局に訴えたことから、2000年末に国外追放となり、韓国へ脱出。
北朝鮮でつけていた16冊の日記をもとに書いた手記『北朝鮮を知りすぎた医者』(2001年、草思社刊)が大きな反響を呼んだ。
以後ソウルを拠点に、北朝鮮の惨状を世界に知らせるべく、韓国やアメリカ、日本の人権活動家と協力し、メディア、国連等への訴えかけをおこなう。
中朝国境地帯での医療活動と聞き取り、北京の各国大使館への脱北者の駆け込み支援、「ボートピープル計画」など、2001年以降の活動を『北朝鮮を知りすぎた医者 国境からの報告』『北朝鮮を知りすぎた医者 脱北難民支援記』(いずれも草思社刊)にまとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新たな可能性を探してー韓国での活動/韓国からの「退去命令」/バンダ・アチェの津波/“朝鮮難民”として日本に/アンクル・サムに助けを求めるーアメリカでの活動/「幸せな人は旅をしない」ー個人的な代償/最後の章、「バック・トゥ・ノースコリア」のために 小型ラジオを風船につけて北朝鮮に向けて飛ばす。
大邱のユニバーシアードやアテネ五輪の機会をとらえて北朝鮮の人権抑圧、中国の脱北者強制送還に抗議する。
拉致被害者の家族とともに議員会館前に座り込む。
コンドリーサ・ライス国務長官に直訴する。
1日1500人以上にeメールを発信する…。
前歯を折られ、脊椎を傷つけられ、ときに「クレイジー」と非難され、脅されても、フォラツェン氏は活動をやめない。
北朝鮮でお腹をすかせた孤児院の子供たちに約束したから。
金正日を人権に対する罪で国際法廷に告発するまで闘うと。
緊急医療支援で平壌入りし、悲惨な人権状況を知ったドイツ人医師が「ペンの力」を信じて書いた真摯な活動記録No.4。
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