人間性はどこから来たか サル学からのアプローチ (学術選書) [ 西田利貞 ]
サル学からのアプローチ 学術選書 西田利貞 京都大学学術出版会ニンゲンセイ ワ ドコカラ キタカ ニシダ,トシサダ 発行年月:2007年08月 ページ数:364p サイズ:全集・双書 ISBN:9784876988266 西田利貞(ニシダトシサダ) 京都大学名誉教授。
理学博士(人類進化論)。
1941年3月千葉県生まれ。
京都大学理学部・同大学院に学び、東京大学理学部助手(1969〜74)、同講師(74〜81)、同助教授(81〜88)を経て、1988年より2004年まで京都大学教授。
1965年からタンザニアのマハレでチンパンジーの行動学的・社会学的研究に携わり、1996年からは国際霊長類学会会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 現代人は狩猟採集民/人間性の研究の方法/社会生物学から見た人類/社会の起源/互酬性の起源/家族の起源/攻撃性と葛藤解決/文化の起源/言語の起源/知能の進化/初期人類の進化/終章 たとえば「人はなぜ太るのか?」。
それは、ヒトが、元来は食物を多量に食べることができない環境に適応した動物だったからであるー私たちが人間独自の性質だと信じている事柄の多くは、ヒトが「サル」から引き継いでいる。
家族、政治、戦争、言語等々、“人間性”の起源をサル学から解き明かした好著。
本 科学・技術 生物学
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