ラルフ・アースキンの建築 人間性の追求 [ ピーター・コリーモァ ]

人間性の追求 ピーター・コリーモァ 北尾靖雅 鹿島出版会ラルフ アースキン ノ ケンチク コリーモァ,ピーター キタオ,ヤスノリ 発行年月:2008年11月 ページ数:278p サイズ:単行本 ISBN:9784306045187 コリーモァ,ピーター(Collymore,Peter) 1929年ロンドン生まれの建築家。

兵役についた後に1949〜51年までケンブリッジ大学で建築を学び、1952〜54年、Architect Association(AA)に参加、ディプロマを得た後、1955〜56年にニューヨークのSOMで働く。

1956年にイギリスに帰国した後、Robert Mathew&Johnson Marshall(RMJM)事務所に1960年まで勤務、Peter Collymore Architects Associationを設立し、同世代の若い仲間と共に設計活動を行ってきた。

主に個人住宅や学校の建築に取り組んできており、代表作は1964年に完成した作曲家の自邸と一連の作品である。

現在は水彩画、作曲などを趣味としてロンドン郊外の田園地帯で静かな余生を送っている 北尾靖雅(キタオヤスノリ) 1968年京都府生まれ。

京都大学大学院工学研究科博士後期課程を経て、東京大学にてマスターアーキテクト方式の研究で博士(工学)を2001年に取得。

その後オランダ・国立デルフト工科大学建築学部上席研究員を経て、現在は京都女子大学で教鞭をとる。

主な論文に“Collective Urban Design:Shaping the City as a Collaborative Process”,Delft University Press,Delft,the Netherlands,2005(日本都市計画学会論文奨励賞、京都市景観まちづくり大賞など受賞) 玉田浩之(タマダヒロユキ) 1973年滋賀県生まれ。

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。

2005年〜06年米国コロンビア大学客員研究員。

現在は京都工芸繊維大学にて研究員を務めるかたわら、京都造形芸術大学、摂南大学にて教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部(ラルフ・アースキンの建築と都市/作品解説)/第2部(新経験主義とネオリアリズム/ラルフ・アースキンとスウェーデンのモダニズム:機能主義と新経験主義/ラルフ・アースキンとスウェーデンの福祉社会/近代都市計画におけるラルフ・アースキン/協働設計、現代への展開/ラルフ・アースキン:時・空間の影響を強く受けた人生/ラルフ・アースキンに聞く:パブリック・ハウジングにおける建築家の役割と住民参加/今の建築家は詩をうたえるか ラルフ・アースキンを巡る対談ふたたび/ラルフ・アースキン講演録:建築ー実用と普遍性の芸術/エピローグー人権としての、良好な住環境) スウェーデンとイギリスの両国にわたって活躍した建築家ラルフ・アースキン(1914〜2005)。

チーム・テンにまで参画したモデニストであるが、むしろ彼は、建築家の社会参加、ユーザーの参画、寒冷地における環境デザインなど、国際的な活躍をしながら極めてローカルな側面もあわせもつ稀有な存在だった。

RIBA(王立英国建築家協会)の建築家であるピーター・コリーモァ氏の“The Architecture of Ralph Erskine”の翻訳を中心に、アースキンの建築と活動を知る関係者の寄稿とともにまとめた、アースキンを知るための唯一の書。

本 科学・技術 建築学

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